関連12学会承認
頚動脈ステント留置術実施基準

  

【適応】

高度頚動脈狭窄症


【CAS実施施設基準】

設備機器:手術室または血管撮影室に適切な血管撮影装置が常設されていること
手術実績:血管内治療を年間20例以上施行していること
脳卒中治療医[註1]の協力:常時、脳卒中治療医の迅速な対応が得られること
循環器医の協力:循環器科の医師の迅速な対応が得られること


【実施医基準】

学会資格:下記のいずれかの資格を有すること

基礎経験:選択的頚動脈撮影を含む脳血管造影を30症例以上経験していること
かつ下記の3つのいずれかに該当すること

研修義務:使用するステントシステムについての研修プログラム[註2]を受講して
いること
使用経験:使用するステントシステムについて、指導医のもとに術者として
2例の頚動脈ステント留置術に成功していること


【指導医基準】

学会資格:実施医に準じる
施行実績:頚動脈ステント留置術を術者として30件以上経験していること
研修義務:使用するステントについての研修プログラムを受講していること
使用経験:術者として指導の対象となるステントシステムを5件以上経験していること


【付帯事項】

適応判定:最初の10例は、指導医の助言を受けること
調査体制:市販後調査(PMS)に協力すること



[註1]
脳卒中治療医とは、脳卒中の治療経験豊富な、日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本神経学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医のことを言う
[註2]
資料(実施基準教育プログラム)参照



附則
この実施基準は市販後調査の結果をもとに3年毎に見直す。
この制度発足時の指導医は、関連各学会から推薦された、充分な頚動脈ステント留置術の経験を有し、所定の訓練を経たものを選定する



関連12学会(50音順)


実施基準教育プログラム

CAS術者経験 30例以上 10-29例 10例未満
オンライン座学 必須 必須 必須
デバイストレーニング 必須 必須 必須
Simulator 必須(3例) 必須(6例) 必須(6例)
症例見学 at REC
  2例実際症例の見学
  4例ビデオ学習
希望時 希望時 必須
指導医とともに2例のCASを術者として経験 必須 必須 必須
血管内治療スタッフの教育(初回時) 必須 必須 必須

CAS:Carotid Artery Stenting(頚動脈ステント留置術)
REC:Regional Education Center