クロピドグレルが使用可能となるまでは、チクロピジンの安全性が確認されている症例(例、2ヶ月以上同薬剤を副作用なく継続投与中の場合など)を除き、薬剤溶出ステントDES(抗血小板剤投与3ヶ月が必須)の使用は慎重に検討されるべきである。
チクロピジンは副作用発現によって2ヶ月以内に使用中止せざるを得なくなることが稀ではない。従って、その部位にステント血栓症が発生した場合に生命が危険に曝されると危惧される症例へのDES使用に際しては、植え込み2週間で チクロピジン中止可能な従来型ステント(bare metal stent、BMS)との安全性の比較検討をより厳重に行うべきである。